オリジナル家計簿に移行した

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オリジナル家計簿

スマホアプリで家計簿をつけているが不満点があった。それはデフォルトのカテゴリ設定では月ごとにカテゴリ比較したときにきちんと比較できないところだ。どういうことかというと、例えばある月はスーパーで食料品だけを買っていたので食費は3万円だったが、別の月はスーパーで食料品を3万円買い、さらにコロナで困っている生産者支援企画で鰤を1万円買ったのでその月の食費は4万円になった。さらに別の月にスーパーで4万円買い物して食費は4万円となった。両者は同じ差額の1万円だが、最初の4万円はイベント感覚で鰤を買った価格なので別に問題ないが、後者の4万円はなにか調査したほうが良さそうだ。つまり、単純に食費が3万円と4万円の比較になってしまい、その中身を都度見ていかないと問題の有無がわからなくなっているところに不満がある。

そこでカテゴリを必須生活費とゆとり費の2つに分けることにした。必須生活費には生きていく上で必要なコストを計上している。例えば、住まいの固定費(家賃、水道光熱費、通信代など)や食費など。一方ゆとり費はカテゴリをひとつだけにして、ゆとり費の中のサブカテゴリで同じく食費や交際費や服飾費などをつくっている。これらは生きていくうえで必ずしも必要でないものを計上している。前出の鰤代はゆとりの食費に計上される。

こうすることで生きていく上で必要そうな費用がわかる。贅沢しなければ(ゆとり費計上のものを買わなければ)いまある資産でn年生活できるな〜などわかって計算しやすくなる。

家計簿データの使い方としては削減できる固定費はないかのチェックと必須生活費の把握。だいたい必須生活費の1年程度を現金で持っていたら、残りは多少リスクを取って投資にまわしてもいいなと判断できる。つまり数値に着目する。

一方、ゆとり費に関しては、実際には必要ないはずの浪費なので、その消費が心の豊かさに寄与したかに着目する。楽しかった!良い使い方ができた!と思えれば限度はあるが高額でも気にしない。森博嗣の『お金の減らし方』で「欲しいものは高くても買い、必要なものはできるだけ安くする」という方針が示されていたと思うが、似たようなものかもしれない。もちろん良い気持ちになれなかったゆとり費は今後使わないようにしていく。

基本的な方針としては、特に健康や体験にはお金を投下していきたい。社会一般でそうなっているからという同調や見栄については切り捨てたい。

ちなみにアプリはZaimを使っています。