『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』を読んだメモ

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『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』を読んだので、そのメモです。

 

タイトルだけみて借りてみたので、『貧乏はお金持ち』みたいな本かと思ったけど、違いました。下記のことを伝える本でした。

お金持ちになる法則Ⅰ

自分のために働き、自分のお金をつくる

お金持ちになる法則Ⅱ

自分のお金を働かせて、お金を生ませる

法則Ⅰは貯める力について説明している。自分で働いて得たお金をローンの返済に使えば建築会社と銀行のために働いていることになるし、保険の支払いに使えば保険会社のために働いていることになる。収入をしっかり貯めることで自分のお金をつくることができる。

僕は家に不要なものが存在することが嫌なタイプで「ゴミに家賃を払いたくない」とよく言っている。管理のための認知的コストもかかるし、そのモノが存在するスペース(家賃)に金銭的コストもかかる。この法則の考えでいうとゴミのために数分でも労働をしていると思うとやはり無価値なものには資源を投下したくないと思う。

現代社会の中で生活することは、「多くの企業が練りに練った販売戦略を行い、消費活動を喚起させようとしている社会で生きていく」ということなのです。

世界の中でもトップクラスにあたまが良い人達が人々に広告をクリックさせるためにその頭脳を使っていることからもわかる。幼少期から戦隊やヒーローのテレビを見てそのおもちゃを欲しくなるようになる。大人になってもドラマを見てブランドものやいい住処が欲しくなる。テレビによる消費活動がよく言われるが、ネット広告市場の盛り上がりを見るインターネットでも同じことがあるのだと思う。

 

法則Ⅱは投資についてです。著者は不動産投資を勧めています。株式はライバルがプロのトレーダーで強すぎる、投資信託は手数料が高いためという理由でした。ネット証券で格安手数料のインデックス投資は否定できていなかった。資産家が資産を守るための投資とも言われていたが、それはそういう面もあるかもなぁ〜とい感想。でも、それだったら債権買うような気もするが

投資の本質はゼロサムゲーム

FXはそうかもしれないけど、株式は毎年成長していくしちょっと同意しかねる。

また投資対象に対してよく勉強研究して優位性を持つことを主張しており、これに関しては僕自身軽くしか調べずにやってるところもあるので反省させられた。

全体的にそうだよね〜僕もそう思ってるわーという内容だったので新しいことを知ったという感じではなかったけど、思ってたことをうまいこと言語化してくれたという感じでした。特にお金を貯める、守るという点ではけっこうおすすめできる本だった。

 

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち