通勤夢想

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通勤が嫌いだ。通勤電車は現代の奴隷船であるという人もいる。通勤が好きな人はあまりいないだろう。一般的な幸せがマイホームだなんて設定してしまったので郊外に家を買って、都内に通勤するということになってしまうのか。『「幸せをお金で買う」5つの授業』の中で通勤についてこんな記述がある。

・平均的なアメリカ人は、1年に2週間を通勤に費やす。

・通勤時間がゼロから22分になった場合の幸福度の低下を相殺するためには、通常、収入が3分の1増える必要があります。

・通勤に片道1時間かかる仕事に就くと、幸福にネガティブなインパクトを与えます。しかもそのインパクトは、失業するのと同程度の強さなのです。

思ってるより通勤は幸せを損なうということだ。 車通勤ほどではないにしても電車通勤もストレスがたまる。通勤電車を経験してこれに異存がある人はほとんどいないだろう。朝、満員の電車に乗って遅延などを経験して会社に着く頃にはもう既に一仕事終えたような気持ちになる。だから、徒歩通勤がいい。しかも、運動は幸せに寄与する。でも、都心は家賃が高い。会社も通勤費は手当をくれるのに住宅補助はくれないことが多い。国も通勤費は非課税なのに住宅補助は課税してくる。ここを逆にするだけでも国民の幸せ度はアップすると思う。だから、遠くにとても安い家を借りて交通費をもらい、会社の近くのゲストハウスで毎日生活するというのはどうかなと夢想した。

これまでの旅行してきた中で、サンフランシスコではゲストハウスに住んでる留学生の女の子にあった。クアラルンプールではゲストハウスに住んでる会社員にあった。だったら、日本でもできるんじゃないかと。しかも郊外に賃貸があるので持ち物の保存はできる。そして、通勤時間は圧倒的に削減されて財布事情も傷みにくい。もし通勤場所がよく変わる仕事でもゲストハウスならすぐに移動できる。だいたい月契約のようにしてディスカウントの交渉をする必要があるとは思う。残業残業で終電がなくなってビジネスホテルに宿泊して翌朝また出社するのと表面上はなんらかわらない。住民票などの書類上のものも実際いる時間は短いにせよ滞在場所があるので問題ない。そんなことを考えてた。

会社の経営する皆様におかれましては交通費を出すより住宅補助を出すようにお願いしたい。

 

「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY

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