仲のいいフランス人が国に帰ってしまう

フランス人がフランスに帰る

いまシェアハウスに住んでいるのだけど、そのシェアメイトであり結構仲のいいフランス人がいる。

彼とは2年前くらいから一緒に住み始めてけっこう仲良くやってきたのだけど、今度フランスに帰ることになってしまった。とても悲しい。

いろいろ話をきくとビザの問題らしい。最初は日本語学校に通っていたので学生ビザだったのだと思うのだけど、卒業してから労働ビザに切り替えるところがうまくいかなかった様子。

IT系は外国人への求人多いのだけど、あとは全然ないと言っていた。英語の先生もフランス人にはできないしなかなか難しいのかもしれない。

とはいえ、これだけ人手不足が叫ばれている中、優秀(だと思う)な人材にビザが出せなくて国に返してしまうのは本当にもったいない。

 

外国人もっと日本に来て欲しい

個人的には外国人にもっと日本に来て欲しい。

この変化の激しい時代に対応するためには画一的な考えでは対応できない。

日本はけっこう画一的なものを求めてしまい内部からはなかなか変わらないけど、外部からは結構変わるイメージがある。ペリーまで言及するつもりはないけども、羽田国際線対応は象徴的な話だと思う。

だから、外国からやってきて日本に多様性をもたらして欲しいし、人手不足を解消して欲しい。

そのうち手のひら返して「これから受け入れますよ!」っていってもタイとか少子化日本よりやばい*1。諸外国、日本にくるより自国がもう既にやばい。 

人生です

「人生です。」件のフランス人は僕に言った。

昔、外国人と会話しているときに「しょうがない」ってなんて言えばいいかわからなかったので調べたことがあった。

There is no choice. It can't be helped. 色々言い方はあるようだけど、そのひとつにThat's life.という表現があった。

たぶん、彼は仕方ないというニュアンスを伝えたかったのだと思う。

でも、「人生です。」っていうのはとてもその通りで、「人生ですね。」と僕は返すしかなかった。

*1:2013年で特殊出生率1.4

モチベーション革命を読んだメモ書き

タイトルの本を買いました。キンドルセールで。

 

 

モチベーション革命といってますが、これからの世界でイノベーションを起こしていくためにはどうすればいいのかといった感じです。


自分の中の”好き”を発揮していくことがとにかく大事になっていくという内容です。

結局、自分のこの”好き”っていうのはわかんないんですよね。

 

ヒント

「労力の割に周りが認めてくれること」が自分の強みを見つけるわかりやすい方法
本人にとっては当たり前すぎて価値を感じないために、なかなか気づけない。 

 

単に自分が好きだったり得意だったりすることで、他の人にはできないことをひたすらやり続けていたら、次第に活動範囲が広がったり、自分の「好きなこと」自体がバージョンアップして、価値がどんどん上がっていったのです。
誰だって、最初にできることは、ほんの小さなことです。しかし、それを夢中になって続けていれば、誰もが求める価値を持つことができるようになるのです。 

 

自分にとって、”誰が好きと言ってくれるか分からない色”でも、誰かが「好き」と言ってくれる。あなただけの色をどんどん人に提供していきましょう。やがて、持続的に人から「ありがとう」と言ってもらえる自分だけの「好き」が見つかります。  

 

*マネジメントの話でやってみたいこと

いまの時代は変化することが当たり前の社会。
だから画一的な人材で揃えていたら変化に対応できない。
フラットで多様性のあるチームが必要。
メンバーのことを知っておく必要がある。
1.ストレングスファインダーで強みを周知
2.偏愛マップで好きを周知
3.自分のトリセツ
 3−1.この会社に入ろうと思った動機につながる、最も古い記憶について
 3−2.自分が120%頑張っちゃうこと、とき
 3−3.これだけはダメ、嫌という自分の取扱い注意ポイントについて
メンバーの強みをはっきりさせて、お互いに把握することができる。
さらに、違いを認めて信頼する必要がある。
一気に信頼度を深めるメソッド
同じ方向連なって2人で並び、前の人が後ろの人に向かって倒れ込み、後ろの人がそれを両手で支える。

1.全員がやりたいこと
2.世の中のためにやるべきこと
3.個人がやりたいこと
これらを把握し、揃えることが組織のマネジメントにおいて重要

 

「WHY」を共有する

 

マネージャーがメンバーを人として見ると、「心理的安全性」がうまれ、チャレンジが生まれる。

チームとして、大きな「WHY(なぜやるのか)」でまとまりながらも、それぞれ集う人が”人”として認め合い、違いを楽しめてこそ、「心理的安全性」が生まれるのです。

 

 

*Todo

ストレングスファインダーで強み分析をやってみる

”好きなこと”を考える

仕事でも生活でも労力の割に感謝されたことに注意してみる

 

携帯を変えた

Nexus5で4年間やってきましたが、SIMカードを認識しなくなったり充電器に接続しても充電マークがでていながら充電してくれなかったりと不便さが極限に達したため機種変更に踏み切りました。

充電パックを自分で交換しながら長い間頑張ってもらいました。ありがとうございました。

Nexus5に変更した動機はSIMフリー端末だったから。

当時はどこもキャリアのロックがかかっており、なかなか格安SIMは使いにくい状態だったと思います。

海外でもいつも使っている携帯を使いたかったこともあり、Nexus5は本当によくやってくれた。

それから4年たってSIMフリー端末はたくさん。

そこでまたiPhoneに帰ってきました。4Sぶりです。SEにしました。

機種変更後の作業もだいぶ様変わりしましたね。

前までだったらハードからハードにデータの転送がありました。

いまではデータはだいたいクラウドにあるからアプリを落としてログインしたらもうそれで完了。

昔だったら各方面に連絡先がかわりましたと連絡をしないといけなかったけど、それもSIM自体は変わってないので番号は変わらないし、メアドはほぼ使ってないのだけどgmailだからその変更連絡もいらない。

時代は進んでいる。

またこのSEで3,4年頑張っていこうと思います。ノーガードだからすぐ割りそう。

 

『脱東京』を読んだ

先日、たか丸くん(http://bokuraku.com/)が上京した。

おめでとうということで食事にいったのだけど、彼が僕に『脱東京』という本をくれた。

入東京した人が『脱東京』くれるなんて面白すぎるでしょう。

そして読み終えたので感想でも。

 

構成としては、なぜいま脱東京なのかという前フリ、実際に移住した個人へのインタビュー集、最後に地方行政自体が受け入れにどういう動きをしているのかと移住に必要なスキルの説明。メインはインタビューですね。

インタビュイーが全員で14人いるんですが、全員社長や代表で自分とは違う人や!って気持ちになってしまいました。各々話は面白いんですけど、どうも自分自身とぶつかる感じがしなくて他人事な感じでした。

そしてみんな東京で成果を出した上での移住。結果を出してネットワークをつくっての移住だからこそ脱東京でより輝ける。

ただ東京にいただけの人が地方に行っても別に普通。

そして、僕は東京にいるただの人なので厳しい。

僕がIT業界に転職した理由のひとつが”場所に縛られない働き方をしたい”でしたので、いつでも地方に移住できるように準備はしておこうと思います。

新しい移住のために必要なコトの部分を引用します。

能力1 発信力がある
能力2 価値の交換ができる
能力3 クリエイティブセンスがある
能力4 モバイル・ポータブルな仕事ができる
能力5 ナイスである
能力6 自分でいろいろなモノや価値を創れる
能力7 人を巻き込める
能力8 地域の良さを翻訳・編集できる
能力9 何足ものわらじを履ける
能力10 自分で考える
能力11 依存しない
能力12 常に新しいチャレンジができる
能力13 東京や海外での修行経験

思考1 ライフスタイルがある
思考2 自分を持っている
思考3 常識に縛られない
思考4 生活水準ではなく、生活の質をあげることに興味がある
思考5 偶然を楽しめる
思考6 否定から入らない
思考7 お金よりも経験・体験を重視する
思考8 二毛作の発想ができる
思考9 夫婦ともに自立している

 

『脱東京』本田直之 311ページ 

 

たか丸くん素敵な本をありがとうございます。

僕は読み終えたので欲しい人いればあげます。

ここにはポエムを書こう

日記とは毎日のことを綴るんじゃないのかと。

元々は旅日記でやってましたが、ここ最近はめっきり旅行にもいっておりません。

じゃあ、なにをしてるんだ?!ということなんですけど、勉強したり他のことをしています。

30歳も近くなってきた年齢で未経験のIT業界に入ったものだから、はやく年齢並のスキルをつけるために自習に勤しんでいるのです。

たまにスマホゲーもしていたり映画を観たりもしていますけどね。

いくつかIT資格を取ったよー!わーい!って記事も書きましたけど、ああいうのはもうニッチすぎて他の人からしたら全然興味ないでしょうから、別で技術ブログ的なものをやろうかと思います。住み分け。

こっちはゆるふわな僕のポエムを書くチラシの裏としていろんなことを発散していけたらと思います。

おお、犬よ。かわいい犬よ。わんわんお。(ポエム)

シェアハウスの生活

バタンッ!強烈な音で目を覚ます。ドアの開閉音だ。別にシェアメイトは怒っているわけではない。通常運転でドアの開閉が荒いのだ。

着替えてキッチンに朝ごはんを食べに行く。シンクには誰かが使ったままの食器類が溜まっている。コーヒーを入れてトーストを焼く。その間にヤクルトを飲む。週末に5本入りのものを買って、平日は毎朝1本ずつ飲むのだ。しかし、数が合わない。誰かに飲まれたらしい。食事を済ませ後片付けをする。ゴミを捨てようと思ったがゴミ箱は満タンを通りこして口が閉まらないほどになっていた。

トイレに行こうと思ってドアを開けたが便器のまわりに尿が飛散している。とても使う気にならない。駅のトイレの方がマシだと思いそのままドアを締める。身支度をしようと思ったが、誰かがシャワーを浴びていて使えない。もうそろそろ家を出ないと間に合わない。玄関に向かって靴を履こうとした。家の床の汚れで靴下の裏側は既にもう汚れていた。

今日の仕事もハードだった。家に帰ってきた。手を洗いうがいをしに洗面所に向かう。詰まり気味だからか、その場凌ぎにゴミ取りネットが外されていた。早晩本格的に詰まるだろう。最近雨が続いたせいか、洗面所は誰かの洗濯物で溢れている。乾燥機はエラーで異常停止していた。ご飯をつくろうとキッチンに行く。シンクには相変わらず食器が溜まっていたが今朝とは種類が違っていた。フライパンは大きいものと小さいものの2つ用意されているが、小さい方は誰かが使ったままコンロの上にそのまま放置されていた。大きい方はもうテフロン加工は禿げてしまっていて、歴代の使用者のコゲが積み重なっており、使う気にならない。仕方なく鍋を手に取ったところヌメっとした感触。なにかわからないがたぶん油だろう。さも洗った後のように片付けられていたが、使用感が残っている。フライパンは管理会社によって何度か交換されているが、鍋は2年以上交換されていない。食器も同じような清潔さだ。自炊する気がなくなったので、肉まんをレンジに入れて温める。レンジの中はいろんなものが飛び散っている。この前イギリス人がご飯を食っているときに美味しいか訊ねた。彼はIt's better than starving.と答えた。そう、飢えるよりはマシなんだ。

食事を終えて風呂に入ることにした。前述の通り脱衣所はパンパンだった。色んな人の洗面用具が散乱している。なんとか服を置くスペースを見つけて浴室に入る。シェアハウスの紹介HPでは立派なバスタブが写っていたが、回転率の問題からかフタが接着剤で固定されていた。シャワーしか浴びられない。ここ1年くらいはお風呂の排水も詰まり気味である。途中でシャワーを止めて水が流れきるのを待たないと洗面所に浸水するおそれがある。シャワーを浴び終えた。かつてはバスマットは2枚用意されていたがいつの間にか1枚だけになってしまった。湿ったバスマットはとても不快でさっぱりした気分にはならなかった。

部屋に戻る。階下のシェアハウスが窓に向けてタバコを吸っているようで部屋にタバコの臭いが入り込んでいた。建物内は禁煙だ。窓を閉めて寝ようとする。隣の部屋からバスドラムの低音が規則正しく聴こえてくる。耳栓をつけても中音はカットしてくれても80Hzの低音はカットしてくれない。眠れぬ夜は更けていく。

 

 

・住人の質は下振れする

鈍感な人や悪意のある人が得をするシステムなので、キレイ好きや几帳面な人が割を食う。最初はシェアハウスなんだし助け合わないと!と思ってもそれがずっと続きやる人が固定化していくと不平が溜まり退去していく。そして、住人の質はどんどん悪化していく。

・管理会社も変わる

最初の方はちゃんとしていたが、事業拡大なのかスタッフを雇った。そのスタッフがクソで率先してハウスルールを破るようなやつだった。ここで一気に住みにくくなった。またシェアハウスよりも民泊解禁からか短期宿泊の方が儲かるらしくそっちに忙しいようだった。

・ひとり暮らしより設備は良い!ただ、すべてが汚い。

シェアハウスのメリットのひとつにひとり暮らしでは使えないような設備があると思う。それは確かだと思うのだけど、そのすべてが汚いか故障している。乾燥機付きの洗濯機もある。大きなオーブンもある。広いシンクもある。セパレートで広いバスタブもある。しかし、その全てが使えないか汚い。

彼女の母親が可愛かった

この前、彼女の両親に会った。ラフめな格好だったけど、手土産を買って粗相のないように気をつけた。最寄り駅で緊張からか頭が痛くなってしまって1時間くらい遅刻した。致し方ないよね。駅から家まではここは◯◯なところ、ここは××があったなど付随するいろんな説明を受けながら家についた。両親に挨拶をしたが、友好的でよかった。とりあえず、殴られはしなかった。僕の母親に今度彼女の親に会いに行くことを伝えて、「とても緊張する、殴られたらどうしよう。」などと冗談っぽく言っていたら「あんた殴られるようなことしたの!?(≒妊娠させたの)」と言われた。させてない。

みんなでご飯を食べにいくことになって、出かけた。お店に行く途中にお母さんが赤信号に気づかずに横断歩道を渡ろうとしてしまってお父さんに止められていた。そのときのお母さんのやっちゃった!みたいな反応がとてもつもなく彼女とオーバーラップして見えたし、自然と可愛いと思えた。

彼女はお母さんが若くないときに産んだこともあってそこそこ高齢だった。人間一般、容姿はこれからどんどん歳を取るにつれ衰えていくのだろうけど、所作や仕草というのは高齢になっても可愛いと思えるんだとわかった。それは大変お得だなと僕は思いました。