高知から別府

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昨夜の話から。
着込んでシュラフにくるまる。
底冷えする気がするので履いてたオーバーパンツとポリエステルのキルティングジャケットをマットの上に敷いて、バスタオルを被せ、その上にシュラフで寝た。
雪の上でも大丈夫だと思ってたマットだけにちょっとショックだった。

寒さは防げたが寂しさは防げずradikoでラジオをきく。
NHKラジオしかなぜか選択肢がなかった。

残業をハッピーにする音楽番組みたいなクソみたいなタイトルの放送を聴いた。
SUPER BUTTER DOGとかブランキーとか流れててテンションあがった。
就寝

そろそろ朝かなと思って起きたら2時だった。
早すぎワラタ。

再度起きる。思いの外寒くなくちゃんと寝られた。
もう完全に朝だろ。もう眠くないわ!ってテントの外見たらまだ暗くて愕然とした。
ラジオかけながら寝てたら携帯の電池落ちてて時間よくわからない。
モバイルバッテリーで充電して確認すると6時。
6時でもこんなに暗いんだね。
だらだらしてたら明るくなってきた。

7時ごろ起きて結露してた部分をふいたりコーヒーを入れたり。 
昨夜の米の焦げ着いたコッヘルは沸騰させて一晩つけておいたら簡単に取れた。感動。



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パッキングのための荷物を縛る紐は色んなものを干すときも便利なんじゃ。

天気は小雨。
もう一日こんな山奥に幽閉されるのは堪らないと出発を決意。

雨具を装備して9時ごろ発進。
雨の中進む。
四国カルストは見たかったが、雨の中見るのも微妙なのでスルー。
別府を目指す。

寒い。ひたすら寒い。
手足が痛い。

平地でも寒いのに山越えするものだからさらに寒い。
別府の温泉に入ることだけを希望に走る。
150キロほど走って愛媛県八幡浜に到着。

本当はもっと奥の港からでるつもりだったが寒すぎで諦めた。1時出港の便で別府に向かう。
荷物もたくさん濡れて精神的にもしんどかったので今日はゲストハウスに泊まる。
屋根のある幸せさ。

場所は鉄輪ゲストハウス。
素泊まり2000円。ライダー割引200円あります。

普通の一軒家。
部屋をいくつか貸し出してるスタイル。
この日同じく湯治できてた女性と3人で居間で談笑。
たくさんの温泉知識と九州スポットをきく。

オーナーは獣害被害のNPOもしているらしく、なんだか最近の僕は猟師系統への引きが強い。
ゲストハウスをやってNPO法人もして楽器もやってゲームもしてなんだか僕がしたい生活を既にやっててすごい。
とても居心地が良い&明日も天気悪そうだし寒そうなのでもう一泊しようかと思う。

別府についたのはもう日暮れだったが街中を少し探索した。
別府はもちろん温泉地として有名だが、その中でもここ鉄輪(かんなわ)が密集している。
別府のボス的存在。


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普通の住宅街にみえるけど、側溝からは湯気がでている。
家や家電など湿気でダメになりやすいらしい。

歩いていたら足湯があった。
雨で濡れて冷えた身体に効く。


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囚人のようなスタイル。
お湯につけるものではなく蒸気であたたまる。

お湯のものもあったけど、誰も僕の足などみたくないだろうから施設のみの写真


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足湯は無料です。

今日は朝にコーヒーとみかん1個食べただけ。空腹だ。
大分といえばとり天だってももクロも言ってた。


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とり天。美味しい。
美味しいもの食べたとき生きててよかったと思う。


銭湯はだいたい700とか800とかすると思うのだけど、別府は100円とかで入れる。
もちろん高いとこもあるけどね。
そんな中僕が今回いったのは熱の湯。



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入湯料まさかの0円。
地元の人たちがたくさん入ってました。
シャンプーとか石鹸とかなにもないから行く人は持参ください。

すっかり温まり、みんなで12時過ぎまで話をした。
漫画もたくさん置いてあって読みたかったけど、とても時間が足りない。
とても居心地の良いゲストハウスです。しかも安い。 
たくさん大分の魅力的スポット紹介してもらったので大分もう少し滞在します。

明日は混浴にいきます。
これはいかざるを得ない。


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