全世界統一ポイントカード

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ポイントカードというものが好きでない。
広くポイントカードは普及してしまっているので、普段使う店すべてでポイントカードを作ってしまうと膨大な枚数のポイントカードを毎日持たないといけなくなってしまう。いく店ごとに財布の中身からポイントカードを入れ替えるのも煩雑だし、急に利用しようと思うと対応できない。全世界統一ポイントカードがあれば1枚持つだけでいいのに。そんなことを思う。

財布をパンパンにしたくない。管理が煩雑にもしたくない。ということで基本的には僕はポイントカードはすべて断っている。

だけど、気になるところもある。ポイントカードをうまく利用している人もいる。なんらかの特典をその人たちは得ているのだけど、その経費はどこからでているのか。もちろん、店が利益を無理に切り詰めたりどこかから補助がでているなんてことはなく普通に客が払うお金の中からでている。つまり、ポイントカードを利用する人はそれに対する見返りをポイントカードの特典で得ているが、ポイントカードを利用しない人はポイントカード制度のお金を払っているのだけど、それの見返りをもらっていない。微々たるものなんだろうけどね。

そんなことをずっと思っていたのだけど、先日全世界統一のポイントカードがあることを発見してしまった。それはクレジットカードだ。クレジットカード払いを選択すると店のポイントカードと同じようにクレジットカードのポイントやマイルなど同等なものが溜まっていく。

そのポイントはカード会社が好意でくれているのか?そんなことはない。じゃあ誰が負担しているのか。クレジットカード払いをすると店が手数料をカード会社に払う。その手数料で得た利益の一部を僕らにポイントという形で還元してくれる。店の手数料は誰が負担するのかというと、表面上は店だけど、結局はお客が払うお金で賄っている。

クレジットカード払いをする人はクレジットカード払いシステムの経費も払って、クレジットカードポイントももらっているけど、現金払いの人はクレジットカード払いシステムの経費を払いつつもその見返りはなにももらっていない。これは店のポイントカードシステムと同じ構造だった。

そんなことに最近気づきました。店のポイントカードは全然使ってませんが、全世界統一ポイントカードのクレジットカードはめっちゃ使ってます。交通系ICカードのチャージと会食での割り勘くらいでしかもはや現金使わなくなった。