年収が変わったら可処分所得はどう変化していくのか

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みんな年収をあげたい。女性は年収の高い人を求めているかもしれない。僕も年収をあげたい。生々しくてセンシティブな話題だと思う。だけど、日本は累進課税の国だ。たくさん稼いでるといっても実際に使える金でいうとどれくらいの差があるのかということを僕は気になった。だから、調べてみることにした。

 

前提条件

詳細な計算は非常にめんどくさかったのでとても簡略化しています。条件によってももちろん税率は変わります。この記事では東京住みの未婚子無しの扶養者なし40歳未満で年収は前年と同じとして計算します。ボーナスはなしですべて月給に含めます。計算がめんどくさいので。

厚生年金保険:厚生年金保険に加入してるとします。

雇用保険料:建設業とかではない一般企業とします。

健康保険料:協会けんぽで考えてます。

所得税:ここだけ年収によって課税率がかわる

住民税:全国ほぼ変わらない、細かい計算省きます(調整控除や均等割とか)

 

 

税金各種の収入別税率

厚生年金保険、健康保険料、雇用保険

ここらへんの社会保険は収入に関わらず税率が誰でも一定です。(超低かったら免除される)

保険は標準報酬×保険料で算出します。標準報酬の計算は略して年収を12ヶ月で割ったものとします。

27年4月からのものを下記pdfファイルで参照すると

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/h27/ippan/13tokyo.pdf

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000073918.pdf

健康保険9.97%(会社と折半)→4.985

厚生年金15.428%(会社と折半)→7.714

雇用保険は13.5%(従業員5%、会社8.5%)→5

社会保険として被雇用者は合計17.699%とられるということです。

年収300万だったら、だいたいまとめて53万円/年ですね。

 

所得税

所得に社会保険をひいて、さらに各種控除をひいたものを課税所得として、それから導き出される%をかけてだします。

年収300万だったら、年収300-社会保険53-基礎控除38-給与所得控除108(300×30%+18)=101(課税所得)×5(所得税率)=5.05

No.2260 所得税の税率|所得税|国税庁

No.1410 給与所得控除|税について調べる|国税庁

 

住民税

住民税もどこに住んでもほぼ一緒。調整控除とか均等割とか細かい微々たる金額を無視すると10%を課税所得にかけて算出。

年収300万だと、前項で算出した課税所得101に10%をかけて10.1万。

いま人気のふるさと納税はここの納税枠を各自治体が争ってる感じですね。

 

年収別可処分所得の変化

で、計算した結果が下記です。

年収 可処分所得 (単位:円)

200万 157万

300万 232万

400万 306万

500万 377万

600万 447万

700万 514万

800万 575万

900万 636万

1000万 696万

 

年収1000万円程度のレベルであれば累進課税は多少は効いてますけど、あまり差はないなーという感じでした。

 

年収と幸福に関係はあまりない

ところで、この前参加した高城剛の講演で「幸せの研究してる人に言わせると年収250万から500万に増えても幸せは9%しか増えないし、750万以上になるとほぼ横ばい。」という発言があった。

高城剛トークライブ「旅は、人を幸せにするか?」を聴いてきた@渋谷公会堂 - 日記

おそらくその”幸せの研究をしている人”であるエリザベス・ダン、マイケル・ノートンの『「幸せをお金で買う」5つの授業』を読んだ。そこに話にでてきたような具体的な数値の記述はなかったけれど、収入は幸せに直結しないという旨の記述はあった。だから、まぁ僕はまだ無職を続けてもいいんではないかと思いました。

 

 

計算間違いあったらご指摘お願いします。