佐多岬桜島
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キャンプ泊の時はだいたい寝てそのまま朝を迎えることはない。
毎回何度か起きてる。
それは寒さだったりなにかの音だったり理由もわからずだったり。
朝方炊事場の方で音がしておきる。
誰か来たのかと思いテントからでるとカラスが飛んでいった。
しまい忘れていたレトルトの味噌汁がなくなっていた。
まさかのおかずスティール!カラスとのバトルとか浮浪者地味てきた。
ちゃんと全部しまわなきゃね。
気を取り直して撤収作業。
途中でおっちゃんが来て挨拶したら、錦江湾に沈む夕日の美しさを力説しててちょっと待っとれ!って言ってどっかいった。
作業続けてたら戻ってきたら夕日の写真2枚くれた。
ありがとう、おっちゃん。
なんかだるくてだらだら撤収した。
たぶん10時ちかくにようやく出発。
本州最南端の佐多岬を目指す。
道中はなぜか鳥の飛び出しが非常に多くて怖かった。3羽くらい轢き殺しそうだった。
つきました。
そこそこの数の岬にいったけど、岩手のとどが崎と青森の尻屋崎が好きだ。
夏にいったからかもしれんけど。
それから桜島へ移動。
元々は字の通り島だったが、噴火で大隅半島も接続した。
だから、バイクで行ける!ヤッター!
鹿児島の車は汚い。
だいたい灰を被ってる。
そして、空気もなんか灰を含んでる気がするし、目にゴミが入った感じも多い。たぶん灰。
桜島について過去の噴火の説明文とか読んだら本当に鹿児島に住むの罰ゲームかなにかなのかな。
人生縛りプレイ。ハードモード。
そろそろ鹿児島県民に怒られる。
別府の湯けむりで家がすぐに痛むみたいな感じで鹿児島も地場特有の症状があるのは面白いね。キャラ立ってる。
ここには人間の若い女が観光目的にいて、ここ最近孤独かおっさんかおばさんしか見てない僕には刺激が強かった。
心の桜島が噴火した。ちょっと意味がわからないですね。
噴火で埋まった鳥居。
忘れてはならない(戒め)
桜島で昼ごはん食べたかったけど、とくになにもなかったのでスルー。
桜島特有の小さいみかん食べたかったけど、1人では量が多すぎなので諦めた。
途中のローソンでコーヒーと肉まんを買った。
そしたら、店員の人が酢醤油つけますか?ってきいてきてびっくりした。
関西圏だと辛子つけますか?とかいうけど鹿児島は酢醤油なの??
もらったくせにつけずに食べた。
道の駅で薩摩だし薩摩あげだ!って買って食べた。
この隣に写ってる天ぷらが美味しかった。
ここではヒッチハイクで日本まわってるひとがいたり、軽の車を改造して日本の風景を絵に描くひとがいたりなかなかの集りだった。
また、画家の人は直接話せなかったけど、車の改造具合がすごい。車の両面に自分の絵が飾ってある。前部座席で寝泊まりしている様子。後部座席に画材が詰まっており一番後ろのところはキッチンになっていた。
コンロや冷蔵庫がついている。車の屋根にソーラー発電システムのようなものがついていたのでそこから電力をとってきているのだろうか。
構造がすごく気になったけど、持ち主のひとがおそらくお風呂にいっておりなかなか戻ってこなかったので諦めて出発した。
相変わらず僕一人で贅沢にスペース使ってる。
一泊1500円。安い。
屋根や電気や暖房や布団っていうのは素晴らしい。
だから、今日の日記は文体なノリがおかしい。
いままでがおかしくてこちらが普通なのかもしれない。わからない。